丸のこガイドを使えば真っ直ぐ切ったり、決まった角度で切ったりできるようになるので、今まで墨付けしながらやっていた作業が一気にはかどります。
丸のこガイドの種類と使い方
丸のこガイドにも様々な種類があり、直角切り・直線切り・45°切り・フリーアングル・平行切りと種類があり、最初に購入するならフリーアングルと平行定規がいいと思います。
材料にあてて丸のこを滑らせるだけで誰でも直角に切れたり、えんぴつで付けた墨を慎重になぞる必要も無いから作業効率を上げるためにもぜひ持っておいて欲しい道具です。
直角定規で簡単に90°や45°に切れちゃうのがエルアングル
直角に切れるエルアングル
エルアングルを購入するなら1本目は長さ1mの物がいいと思います。
理由は単純で、長さが1mのエルアングルだと間物(1800×900のコンパネ・3尺)を一気に切断可能だからで、真横に切断するならコレ以上にらくな道具はありません。
コンパネ(ベニヤ板)だけじゃなく石膏ボード(パーティクルボード・PB)の加工の時にも大変便利なので、内装・外装問わず広く利用されています。
小型のエルアングルはフローリングも一発切断!もうこれなしでは作業にならない!?
やはり道具があると作業の進み方はまったく違い、長いエルアングルの他にも短いものがあるとひじょうに便利で、長さによって使い分けるのが1番です。
小型のものは30cmと45cmがあり、30cm(1尺)のほうはフローリングを切るのに使い、45cm(1尺5寸)のほうは外壁(サイディング)を切るのに向いています。
こういった道具ひとつとっても高価だし、趣味として続けるなら少しづつコレクション感覚で集めてみるのもいいかもしれませんね。
エルアングルの中には45°切断に対応したものもある
こちらはさらに小型のもので、垂木(4.5cm・1.5寸の角材)や桟木(1.5寸×1寸・4.5×3cm)、間柱・根太・角材(幅9~12cm・3~4寸)の木材を切断するのに向いているし、45°に切ることも出来るからコレひとつで留め切り(45°で合わせる)だって出来ちゃいます。
しかしフリーアングルでも十分に対応出来るので、優先順位は低いかもしれません。
どうしても釘袋に入れて使いたいなら昔ながらの留切りを放り込んでおけば色々な場面で使えます。
フリーアングルで直角も角度も想いのまま
こちらのフリーアングルは角度を自由に調整できるガイドで、あらゆる角度に対応できます。
45°の留切りや、それ以外の角度(バカ留)の時に威力を発揮します。
また普通のフリーアングルとは別に、長さを変更できるフリーアングルもあるので色々見て、自分にあったものを購入するようにしてください。
オススメはフリーアングルマルチで、アタッチメントを交換すれば30cm~60cmまで対応できるので経済的です。
平行定規を使えば長尺物も誰でもスパッと平行に
平行定規を使うとコンパネを縦に割ったり(切る)することが出来ます。
直角定規であるエルアングルとこちらのガイド(平行定規)を持っていれば大抵の大工仕事は出来ちゃいます。
ガイドは丸ノコに取り付けて使う補助具にあたり材料を縦に引き裂く場合に利用します。
取付部がひとつの物とふたつの物があり、ふたつあるガイドは造作丸ノコ用になているので、購入するさいには注意が必要です。
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