DIYで金属加工するために必要になる工具


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DIYでアイアン家具を作るためには金属加工が必要ですよね。鉄工には木工とは違う種類の道具を使ったりするので、読みすすめることで自分が知らない工具なんかが出てくるかも?

金属でも鉄やアルミ、ステンレスなどありますが、DIYで使うのは鉄やステンレス、アルミの加工が多いと思います。

ドリルの刃ひとつとっても専用のものがあるので、加工したい金属に合わせたものを買いましょう。

あとはお約束ですが、鉄工では怪我をしやすいので、軍手ではなく皮手袋を使うようにしてください。軍手を使っていると、ドリルに巻き込まれたりバリに引っかかったりしますからね。

金属の墨付けに使用するハンドツール

金属加工をするのに重要なのは、木工と違い母材が硬いということ。おまけに鉛筆で書いてもよく見えないんですよね。

鉄工DIYしたいなら、寸法を書いたり印をつけるための道具を持っておきたいです。

石筆

石筆は金属やコンクリートなどに、メモや印をつけるのに使います。

穴あけの位置や切断箇所の印を付けておくことで、あとから加工場所を見つけやすくするために使うんです。

無くても作業自体はできるが、ケガキ部分を探すよりも石筆でつけたマークを探すほうが楽だから使う。職人さんによっては工業用マーカーを使う人もいます。

石筆にはホルダータイプが便利なのでおすすめ。

ケガキ針

ケガキ針は穴あけの位置や切断箇所に傷をつけ、正確に位置決めするのに使います。

針という性質上髪の毛よりも細い線がひけるので、ミリ単位のズレが許されない鉄工には必須の道具というわけ。木工でいう鉛筆代わりに使うので、アイアン家具を作りたい場合には買っておきましょう。

ケガキ針はシャーペンタイプのノック式が便利なので、ひとつポチっておくと便利よ。他にもロータリー式といってひねるタイプもあるので、お好みで選んでください。替芯は互換性がないから、それぞれ適合したものをどうぞ。

オートポンチ

オートポンチは金属にドリルで穴をあけるときに使います。

金属は滑りやすいので、ドリルで穴を開けようとおもっても、目的の位置からズレてしまう。ミリ単位のズレでも致命的な金属加工なので、ケガキ針とともに必須なハンドツールとなっている。

ポンチで金属をへこませて、くぼみをガイドにドリルビットの先端ガイドにするというわけ。

通常のポンチはハンマーで叩く必要がありますが、押し付けるだけで使えるオートポンチは、くぼみをつけるときにズレがないから使いやすい。

切断や穴あけに必要な電動工具

金属加工には専用の工具もあるが、木工に使う工具でも作業はできます。流用できる工具はそのまま使い、使用頻度が上がってから足りない工具を買っていくのがセオリーというもの。

電動ドリル

穴をあけるには電動ドリルを使います。

ドリルはコードレスでもコード式でも構いませんが、電気を使えない場所じゃない限りは、100Vコード式の電動ドリルをおすすめする。

鉄工というのは木工と比較して、加工する素材が硬いので、切ったり穴あけをするのにパワーが必要になる。必然的に加工時間も長くなるので、充電しないと使えないコードレス工具では、充電回数も増えてしまう。

また、金属は粘りがあるものや硬度が高いものなど、素材自体が多様なので、回転数が無段階で調整できるものがいいとされている。実際にステンレスのように焼けやすい金属では、高回転で穴あけをすると、焼けてしまい刃がダメになることも。

ドリルの機能としては、無段階でスピードコントロールできて、コード式のものがおすすめ。

ちなみにインパクトドライバーと区別するために、一般的には『ドリルドライバー』と呼ばれている。

ディスクグラインダー

金属のバリ取りや、溶接したあとの見た目を整えたり、金属自体の切断にも使えるのが『ディスクグラインダー』です。

ディスクグラインダーの用途
  • 金属切断
  • 金属研磨
  • バリ取り
  • コンクリートや石の切断

ジャンルとしては回転工具となるので、怪我だけには気をつけましょう。僕はディスクグラインダーにノコ刃をつけて使い、機械の跳ね返りで指を切ってしまい、爪がうまくくっちいていませんw(笑い事ではないがw)

高速カッターを買うまでもない使用頻度であれば、ディスクグラインダーを優先して買っておきたい。

鉄工に限らず用途が広いので、持っておいて損は無い電動工具のひとつ。

安かろう悪かろうになると後でへこむので、最低でもマキタやHiKOKI(日立)のDIY用を買っておきたい。

高速カッター

高速カッターは鉄などの金属を切断するために使う工具で、単管パイプなどを大量に切断するなら持っておいたほうがいい。ディスクグラインダーで切断するのは、時間もかかるし砥石も大量に必要だから。

一見すると卓上丸のこのようですが、れっきとした金属加工用の工具なので、メーカー品を買えば長く使えるのは間違いない。チップソーをつけて使うなら、255mmなどのものを使うのがいい。元の径が大きいので、小径チップソーでは深く切り込めません。

刃を替えることで、木工でも鉄工でも使えるのはポイント高いですよね。

購入優先度としてはかなり低いけど、持っているかたがいるなら、「砥石を買うから貸してほしい」といえば借りられるかも。

選び方としては、一般的な355mm径の切断砥石が使えるものを購入しましょう。ちょっと大きく感じるかもしれませんが、切ってみてコレで正解なんだなと感じられると思う。

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