新しいクルマを買ったので（貨物車だけどｗ）ヘッドライトをハロゲンバルブからLEDヘッドライトに交換してみた。ぼくのライトエースは『H4』というタイプのバルブを使っていて、ハロゲンだと暗く感じていたので、交換してみたら夜の運転が楽になった気がする。
最初は交換のやり方がわからず、ちょっとググってみたけど謎な部分が残っていた。
なぜならLEDランプにはヒートシンクがあり、ヘッドライトにつけた時に防水カバーをつけるのはどうすれば？というのが不安だった。これは自分でやってみるしかない…とチャレンジしてみましたが、ちょっと手間が増えるだけで、交換の作業自体はそんなに難しくなかったのでシェアしておく。
H4バルブをLED化すときの取り付け方法を解説
LEDバルブのヒートシンクが邪魔でゴムカバーを装着できないと思ったが、種明かしをすると、バルブの台座を外して取り付けできるようになっている。また、製品によってはヒートシンク自体を外せるようになっているものもある。
今回買ったやつは2千円もしない安物なので、いづれもう少しいいやつに交換したいと思ってる。（予定は未定）
ハロゲンH4バルブの外し方
LEDバルブを付ける前に、元からついているハロゲンバルブを外していきます。外す流れは以下のような感じ。
ヘッドライト裏にある四角いカプラーを引っ張り外す。少し固いかもしれませんが、勇気を振り絞って抜いてくださいｗ
参考画像はカプラを抜いた状態。
ゴムカバーを外すとH4バルブが見えてくるが、金具で押さえられているので外しちゃいます。バルブの上あたりに金具をつまめるところがあるので、洗濯ばさみの容量でつまんで引っ張る。
金具は手前に倒れるので、H4バルブを抜くだけで外せる。
ついにご対面したH4バルブです。中にお皿が見えるのわかります？これがロービームにした時にカットラインを出すための笠で、対向車を眩しくさせないために必要なもの。LEDバルブにも同じようになっています。
台座に3本出ている突起は太さが違うので、間違って取り付ける可能性は少ないと思う。力を入れずに入る場所を探せば、無抵抗にヘッドライト内に収まります。
LEDのH4バルブの取付
つづいてH4LEDバルブの取り付け手順を解説していく。
LEDバルブには、参考画像のようにヒートシンクがついているため、いっけんするとラバーカップがつかないように見えますよね。最初はここが不安で購入できずにいたんですが、どこかのサイトで外れるというのを見て購入を決めました。（2千円もしない安物ですが…）
台座を回転させるとLEDバルブと台座を分離することができ、台座はゴムカバーにハマるようにパイプ状になっている。ここがポイントで、あとからバルブを差し込み回転させることで、LEDバルブと台座を合体させれば取り付け可能となる。
また、バルブによってはヒートシンクが外れるパターンもあり、ヒートシンクが外れるバルブであれば通常のH4バルブと交換手順はほぼ変わらない。
台座だけをヘッドライト後部にはめ込み、押さえ金具でしっかりと固定しておく。
おさえ金具で台座を固定したら、ゴムカバーを先にはめておく。
LEDバルブを取り付けた画像は取り忘れてしまいましたｗ
ゴムカバーをはめたあとに、LEDバルブを奥まで差し込み回転させることで台座に固定する。あとはLEDバルブに配線カプラを挿しヘッドライトは無事LED化できたことになる。
バルブの向きを確認する
最後にバルブがしっかりとハマっているかを、ヘッドライトの中を見て確認する。外から見て少し傾いている状態が正解となっている。傾いていると不安に思うかもしれませんが、LEDバルブがしかりと台座に固定されていればだいじょうぶ。
夜間に点灯テストをし、カットラインが出ていれば完ぺきです、おめでとうございます！
LEDバルブは中国の安物だと配光が良くない
せっかくLEDに交換しましたが、実際に使ってみるとカットラインもよくないし、手前のほうに暗い部分ができてしまう。LEDバルブを回したりして調整してみたが改善されず…
amazonなどでいろんなバルブのレビューを見てみましたが、やはり安いものは配光がよく無いようでした。問題点としては『光漏れ』『カットラインが出ない』『配光がきたない』など、レビューがひどい。
僕が購入したのも同じような感じですが、2千円以下で買ったので勉強代として諦めますｗｗｗ
Aliexpressでも評価が高いのは『フィリップス』のエッセンシャルというLEDバルブだったので、amazonなどで購入を考えてるならフィリップスを検討してみてください。レビューを見る限りはおすすめできそうです。
Aliexpressのほうが1500円くらい安いので、配送が1ヶ月かかっても問題ないなら、Aliexpressで買うのもありかもしれません。
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LEDとハロゲンバルブの比較
片方取り付けた段階でライトをつけて確認してみた。
LEDバルブは思ったほど明るくないが、5500k（ケルビン）のものを選んだおかげで暗い中でもかなり見やすい。ハロゲンバルブは3500k前後なので、5500kはかなり白に近い色となる。
ケルビンスケールという考え方があるので、興味があれば下記ページを参照してください。
ケルビン値が大きくなるほど青くなるが、一般的に車検対応というと6000kあたりが限界値と言われている。
注意したいのが平成18年からヘッドライトにイエローが使えなくなり、現在は5000k前後の光源じゃないと車検時に指摘される。とはいえ、車検の検査官もカラーメーターなぞ持っているわけもなく、見た目が白色であれば車検に受かる可能性はある。（フォグランプは3000k程度の黄色でもだいじょうぶ）
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