前々から欲しかったリョービのトリマー(MTR-42)を買ったから、せっかくなので開封の儀をしていこうかとおもう。ブランド名はリョービですが、現在は京セラが製造販売をおこなっています。
もっといい機種なんかもあるのに、なんでこの機種にしたのか?なんてあたりも、僕なりの考え方も伝えられたらなーとおもっています。
開封してMTR-42の内容品を確認する
入っているのはトリマー本体とストレートガイド、ビット取り外し用のスパナ(薄肉の17mm)、6ミリのストレートビット、取扱説明書でした。
コードの長さは2.5mで出力は400w、最高回転数は32,000回転/分なので一般的なハンドトリマーとなっている。これより強力なやつが欲しい場合は、トリマーじゃなく「ルーター」という名称の製品になり、もはやDIYを超越した存在だからいらないかとw
DIYで使うならトリマーで十分なんだよね。
MTR-42の特徴
- コレットチャック(刃の軸径)は6mm(6.35mmを別途購入で使える)
- 別売品の集塵機アダプターで集塵トリマーにできる
- コードの長さは2.5m
- 切込み深さがわかりやすい(初心者にはうれしい機能)
リョービ製トリマーの特徴はなんといっても微調整できる特殊機構でしょう。リョービだけのオリジナル機能で、刃の出具合をねじ式で調整可能なんです。この機能は他社のトリマーには無い機能で、正確に深さ調整できるわけではないけど、最初のあたりをつけるにはじゅうぶん。
MTR-42には上位モデルの電子トリマ TRE-60Vがあるけど、回転数が変えられるのと耐久性が違うくらいだから、週に一回使うか使わないかのDIYならMTR-42がおすすめ。
もしMTR-42で回転数を変えたいなら、スピコン(スピードコントローラ)を使うことで、モーターのパワーはそのままに回転数のみ調整できるようになる。スピコンとDIYトリマーの合計金額よりも電子トリマーのほうが高いので、スピコン+MTR-42のほうがコスパも高め。

使えるトリマービットの種類
セットでついてくるビットは6mm軸のもので、6.35mm(1/4インチ)のコレットチャックを買えば海外規格のトリマービットも使えるようになる。amazonなどで販売されている安いビットのほとんどが6.35mm軸なので、トリマーと一緒に購入したほうがなにかと便利です。
amazonではMTR-42単体よりもMTR-42+6,35mmコレットチャックセットのほうが安いので、もしamazonで購入するなら断然セットがお得だったりする。
ストレートガイドの長さ
ストレートガイドを使うことで、長尺物に溝を切ったり円切りもできるようになっている。
トリマーを購入するとついてくるストレートガイドとビットの関係を測定していきます。
溝切りとして使う場合は、ストレートガイドの木材に当たる部分から、ビットの中心までが約95mmある。6mmのストレートビットを使った場合は、材料の側面から内側に95mm入ったところが中心になるので、材料の側面から内部にむかい92mm~98mmで溝を切ることができる。
溝の位置をもっと内側にしたい場合、直定規やLアングルを使う必要があります。

ストレートガイドの定規をひっくり返せば、円カッターになるのもポイントのひとつですよ!
集塵アダプターで集塵機と接続可能
集塵機との接続はマキタや日立のものもできますが、リョービも同じように集塵機をつないでゴミを出さないようにできます。
集塵機と接続する場合には、シューベースか集じんアダプターと集塵ホースが必要。
- シューベースの接続口は外径38mm内径30mm
- 集じんアダプターの接続口は外径25.4mm内径20.5mm
ホースのアダプターは専用品じゃなくてもサイズが合えば使えます。他の電動工具で使っているものがあれば、一度試すのもいいかもしれません。
また、集塵アダプタは2種類あるが、使えるのは下記のものになります。

ローラーガイドは無くても大丈夫?
別売品でガイドローラーがついたトリマーガイドが販売されているけど、はっきりいっていらない。
と思うでしょ?
トリマービットにはローラー(コロ)付きのものがあって、一見するとローラーつきのガイドが必要なさそうに見えます。しかし、トリマーガイドについているローラーの位置は調整できるので、ストレートガイドでは難しいカットができます。
とはいえ購入の優先度は低いから、もし他に買わないといけない工具があるなら、そっちを優先したほうがいいかも。
まとめ
実際の作業はこれからだけど、前から欲しかったトリマーを買ったので、さっそくなにか作りたい。
使っているフルイが壊れそうだから、バーベキューの網を使って新しいフルイでも作りますかね。フルイを2種類作って、庭から粒の揃った砂利を取り出すのもいいかも。

トリマーも代わりがきかない電動工具なんで、トリマーを使う作業があるなら購入の優先度はめちゃくちゃ高いと思います。電動応供の中ではコスパが高い工具のひとつだと思います。
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