トリマーの選び方や基礎知識/買うならDIYモデルでじゅうぶん!

研磨・研削

トリマーとはトリミングするための電動工具で、溝を掘る加工をしたり削ることで装飾を施したりする電動工具です。

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リョービのトリマー(MTR-42)を買ったから開封していくよ!
前々から欲しかったリョービのトリマー(MTR-42)を買ったから、せっかくなので開封の儀をしていこうかとおもう。ブランド名はリョービですが、現在は京セラが製造販売をおこなっています。 もっといい機種なんかもあるのに、なんでこの...

トリマーの先端に付いているビットとは

先端ビットとは、トリマーの先端工具の名称で、ビットについている刃物で木材を削るためにはかかせない先端工具。

ビットの種類はたくさんあるので使用するものを都度購入しましょう

ビットには種類がたくさんあり、ストレートビットやフラッシュビット、サジ面、ギンナン面などと名前だけでは想像もできないようなビットもあります。それぞれ用途が違うため、使用したいビットを探しながらひとつづつ揃えていくのがおすすめです。ビットセットなどもありますが、高速回転している工具なので安かろう悪かろうにならないように、きちんとしたものを揃えるようにしたいもの。

ビット交換はコレットチャックをコレットナットで締め付ける

先端ビットを交換する際の注意点としては、ビットの軸にも種類があり、軸の太さにあったコレットじゃないとビットを締め付けることができません。トリマーに使用できる一般的な軸経は6mmのものと1/4インチ(6.35mm)のものがあるので、2種類のコレットを揃えておけば間違いありません。

トリマービットを交換するときには、モーターシャフトについているコレットナットを緩めることでビットが外れます。コレットナットの中にコレットチャックがあり、このチャックの種類(太さ)によって使用できるビットの経が決まっている。

 

また、コレットナットを緩める際にはスパナで押さえるタイプと、スピンドルロック機構でボタン一つでモーターシャフトを押さえられるものがあります。もちろんスピンドルロックボタンがついているトリマーのほうがビット交換は楽にできます。

 

トリマーの削りカスは集塵機(掃除機)と接続すれば散らからない

 

トリマーを使用すると木くずや木粉の掃除に頭を悩ませますが、集塵アダプターと集塵機を使うことでゴミの飛散を防ぐこともできます。ただ、家庭用掃除機などではゴミパックもすぐにいっぱいになってしまうので、できれば集塵機として売られている商品を購入したほうが無難。

DIYにおすすめな集じん機の選び方
DIYをしていて困るのが丸ノコやトリマーで出てくる木くずの処理です。そこで活躍するのが「集じん機」となりますが、マキタや日立、リョービなどのメーカ品から聞いたこともないようなメーカーからさまざまな製品が出ていますが、いったい何を基準に選べば...

 

回転数を変えることで材料の焦げ付きも抑えられるトリマーがある

トリマーの回転数は一般的に25,000~30,000回転もしているので、あまりゆっくりと作業をしてしまうと回転の摩擦熱で木材が焦げ付いてしまいます。そこで回転数を調整してあげることで、ゆっくりと作業をしても焦げ付きづらくなるんです。

 

電子トリマー以外ならスピードコントローラーでも回転数を変えられる

スピードコントローラーと呼ばれる補助工具を使うと、回転数の調整がついていない電動工具でも調整することができるようになります。回転数を落とすことでより安全に作業することができます。

スピードコントローラーを使う一番のポイントは、回転数を落とすことで焦りからくるミスを減らせることができるのが大きいと思います。

※スピードコントローラーは電子制御の工具では使用できないので、電子トリマー以外の工具で使用してください。

最近の電動工具におおい「ブラシレスモーター」も使えないので、スピードコントローラーを使用する場合には注意が必要。
電動工具の回転数を調整できるスピードコントローラー
グラインダーや電動ドリルなどの工具の回転スピードが調整できたら用途が広がりますよね。そんな時には回転数を調整できるスピコン(スピードコントローラー)が便利なんです。 回転数を変えられるツールはあるんですが、どれも値段が高くて買...

おすすめのトリマー

アマゾンなどで人気なのがリョービのトリマーですが、人気の秘密はトリマーの調整方法にあります。他社のトリマーではネジを緩めてベースを手で押し込んだり、引っ張ったりして調整するんですが、リョービのトリマーの特徴は、機械全体が大きいネジになっていて調整も正確に楽に出来てしまいます。

また、リョービのトリマーにはオプションも豊富で、集塵機(掃除機)と接続するオプションも2種類販売しているし、トリマガイドを購入すればベアリングのないビットでも正確な作業が出来るようになります。

リョービの電子トリマーは回転数調整もついているので最もおすすめ

リョービの電子トリマーは数あるメーカー製のトリマーの中で唯一回転数が調整できるとリマーとなっています。回転数を落とすことで、材料の焦げ付きを抑えたりパニックにならないで作業が出来るので、少し高くてもいいならリョービの電子トリマーが最もおすすめなトリマー。

このトリマーはプロ仕様の電子トリマーで、電子制御されているので通常のものよりもパワーがある。

コスパが高いのはリョービのDIYモデル

リョービのDIYモデルは安価なくせに上位の電子トリマーと使い勝手も変わらず、何が違うかといえば回転数を変えられないだけなので、DIY作業になれている方であればリョービのトリマーを選んでおけば間違いはありません。

まぁ、マキタや日立も気になるでしょうが、型が少し古いのでリョービのようにカンタンに調整できるような工夫がないところが今回オススメしていない理由でもある。

さいごに

トリマーは他の工具では出来ない作業が、楽にカンタンに出来るようになるので、丸ノコの次に購入しておきたい電動工具となっています。しかし、ビット(先端工具)がないと作業自体が出来ないので、トリマーの使い方を覚えるところからはじめないとならないのがポイントですかね?

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